ダンスブリッジ2026 ― 35年目の結実と挑戦
2026年、神楽坂セッションハウス35年目のダンスブリッジは、これまで積み重ねてきた作品・人・記憶を、今の身体で結び直し、未来へ手渡すプロジェクトです。
マドモアゼル・シネマ、笠井瑞丈、近藤良平ら、セッションハウスと深く関わってきたアーティストたちが、それぞれの視点から「記憶」「音楽」「物語」「体験型劇場」を立ち上げます。
35年の時間を経てなお変化し続けるダンスの力を、神楽坂セッションハウスから発信します。
ダンスブリッジ2026 ― 35年目の結実と挑戦
マドモアゼル・シネマ『阿国物語』
河原の客こそ、踊りの客よ。
阿国の足拍子に、今もあこがれ、燃えています。 伊藤直子
昔読んだ有吉佐和子『出雲の阿国』。その中に描かれた阿国の足さばきに、私は惹かれた。
まだ「ダンス」という舞台表現があることさえ知らなかった、田舎の体操部員、15歳の頃。
後に自分たちの活動を「旅するダンス」と呼ぶようになったのも、旅をしながら踊った阿国の姿が、どこか心の中にあったからかもしれない。
2024年、「あといくつ新作をつくれるのだろう」と考えるようになった頃、ずっと胸の中にあった阿国のステップを体現したいと挑戦した。
江戸の世が始まる頃、「天下一」の名を掲げ、幟を立てて興行した阿国。
不自由な時代に、一人の女性が好きなことをやり抜いた。
その足跡は、今も馴染みのある伝統文化の中に脈々と生き続け、観る人を魅了し続けている。
時代が流れ、ツイストやジルバがダンスの始まりだった私は、伝統にあこがれ、阿国が踏んだ足拍子の遠い響きを追いかけながら、今もなお、燃えています。
『トーキョーの阿国』(2024年初演)をリメイク。
“出雲の阿国”を題材に、マドモアゼル・シネマが七人一役で阿国を演じ、全編を踊りと音楽で構成します。
同時代を生きた恋人との芸への執着を共通の情念として描き、新しい舞台の創造に挑戦する作品です。
音楽は日本古来のチンドンを基盤としながら、ラップや多国籍な楽器を融合。特定の動きやリズムから解放された、新たなダンス表現を生み出します。
初演で用いた花道のある舞台空間をさらに発展させ、時空間を変容させる物語を展開。観客と共に、芸能が現代に生きる瞬間を創出します。
公演日時
2026年
12月19日(土) 15:00開演/19:00開演
12月20日(日) 14:00開演
※開場は開演の30分前
会場
神楽坂セッションハウス B1F
出演者情報
【振付・演出】
伊藤直子
【出演】
マドモアゼル・シネマ
竹之下たまみ、蓮子奈津美、秋元麻友子、須川萌、工藤えは、大堂智子、齊藤奈彩
笠井瑞丈、望月崇博(先生ショナルズ)
石渕聡(コンドルズ)、栗原モナコ(チンドン演奏)
【スタッフ】
照明:石関美穂/音響:上田道崇/舞台監督:鍋島峻介/配信映像:原綾香
衣装:原田松野/美術:くに若尾/宣伝デザイン:石関美穂
チケット料金(税込)
前売 4,000円
学生 2,500円(※学生証提示)
こども 2,000円
ペア 7,000円
当日 各+500円
全席自由
配信 1,500円(12月19日(土) 19:00の回を配信します)
チケット発売
10月10日(土) 10:00より発売開始
teket(オンラインでのチケット購入)
https://teket.jp/17165/80662
ダンスブリッジ2026 ― 35年目の結実と挑戦
『コンドーさんを待ちながら』
公演日時
2027年
2月20日(土)19:00
2月21日(日)13:00/17:00
※開場は開演の30分前
“待つ”を題材に、2023年に初演された『コンドーさんを待ちながら』。
観客を近藤家への来客として迎え、コンドーさん人形に出迎えられ、見送りの歌で新たな旅へ送り出す構成です。
舞台は客席との境界を取り払い、出演者と同一空間に共存する「体験型劇場」として創出されます。
演劇・ダンス・音楽など、異なる背景をもつ出演者たちが表現を交錯させ、約20種の楽器による無国籍創作民族音楽が展開を導きます。
再演では、変化する社会や人々の心情を反映し、現代の感覚に合わせた構成と演出でリニューアル。観客が今この時代を体感する“進化した体験型劇場”へと発展させます。
出演者情報
振付・構成:近藤良平
出演:石渕聡、岡田カーヤ、栗原モナコ、鄭亜美、近藤良平
チケット料金(税込)
一般前売 4,000円
ペア券 7,000円
学生 2,500円 ※学生証提示
子ども 2,000円 当日各+500円
全席自由
終演した公演
ダンスブリッジ2026-35年目の結実と挑戦-
『風の配分―バッハ・ピアノ曲を踊る』
公演日時
2026年
7月11日(土)15:00/19:00
7月12日(日) 13:00/17:00
※開場は開演の30分前
出演者情報
昼の部:大澤和、川村真愛、坂井明日輝(12日のみ)、手老風磨 、望月優成 (11日のみ)
夜の部:笠井瑞丈、小暮香帆、 皆川まゆむ、 藤村港平
福井真菜(ピアノ)
チケット料金(税込)
前売
昼の部 2,500円 夜の部 4,000円
ペア券 7,000円
学生 2,500円 ※学生証提示
子ども 2,000円 当日各+500円
全席自由
配信 7/12(日) 17:00 1,500円
主催:一般社団法人セッションハウス企画室
協力:株式会社セッションハウス(制作委託)
後援:株式会社粋まち、株式会社ビーブレックス(神楽坂deかぐらむ ら)
助成:芸術文化振興基金
ダンスブリッジ2026 ― 35年目の結実と挑戦
『あの日のフーガ。そして、』
公演日時
2026年
6月20日(土)15:00/19:00
6月21日(日)14:00
※開場は開演の30分前
『悲しみのフーガ。そして、』(2014年初演)をリメイク。
ジェンダー、ルッキズム、ジェネレーションなど、女性たちを取り巻く生きづらさをテーマにした10年前の作品を、今の視点で見つめ直し、変わらぬ心情とその揺れを身体で視覚化します。
舞台と客席を反転させ、まるで女性の一人部屋をのぞき込むような空間を構成。観客は、負の感情が吐き出される瞬間を見つめる“カメラ”のような存在となり、映画を見るような体験を得ます。
視線と感情のフーガを通して、他者の痛みを“見る”という行為そのものを問う作品です。
出演者情報
振付・構成:伊藤直子
出演:マドモアゼル・シネマ(竹之下たまみ、蓮子奈津美、秋元麻友子、須川萌、工藤えは、大堂智子、杉本麗衣、古川茉那佳、陣内希海)
主催:一般社団法人セッションハウス企画室
お問合せ
セッションハウス企画室
〒162-0805 東京都新宿区矢来町158
東京メトロ東西線神楽坂駅1b出口より徒歩1分半
mail@session-house.net
03-3266-0461










