セッションハウス・アワード２０２０ ダンス花vol.33
もう一度みたいダンス、あつめました。
セッションハウスでおこなわれているノンセレクト公演から、上・下半期各5組ずつ、【もう一度見たいダンス作品】として選ばれたのが、セッションハウス・アワードダンス花です。毎年選抜10組の中から、今年のいち押しダンスとして【セッションベスト賞】が1組決まり、単独公演や他企画への出演につながっていきます。
【日程】2020年3月7日（土）16:00/19:00
※公演の規模縮小し、衛生面に最大限の注意を払いながら公演を開催いたします。ご観覧の際はマスクの着用をお願いいたします。体調不良の場合はチケット代の払い戻しを行いますので、ご来場をお控えください。
【料金】前売：2,700円 当日：3,000円
【出演】
高瑞貴 『dodo』
作：高瑞貴 出演：未定
西村大樹×宇山あゆみ 『BUTAI』
出演：西村大樹 仕掛人：諸見里聖
演出・振付・構成：宇山あゆみ
浜田亜衣 『クロノスタシス』
振付・出演：浜田亜衣 音楽 榎本秀
黒木裕太&垂水紫織 『クモと月』
出演：黒木裕太、垂水紫織
※橋本ロマンス作品が不参加となったため4組での公演となります。
【場所】神楽坂セッションハウス
出演者一覧
高瑞貴
『dodo』
作 高瑞貴
出演 未定
この作品においてドードーとは「愚かな人」の意。
天敵のいない島で飛ぶことを忘れ、ぬくぬくと生きていた鳥の名称でもある。
また明日がある、ずっとその先もある、と思ってはいないか。
あっ、という間に、あの人か、自分か、この場所はなくなる。今何をするか。
PROFILE:
富山育ち。幼少から踊り好き。Lamama作品への参加をきっかけに、舞台、ミュージカル、映像作品などに多数携わる。様々な人や作品、企画との出会いと関わりに日々影響を受けながら、自らの創作活動を模索し楽しんでいる。お茶の水女子大学修士課程修了。横浜ダンスコレクション2018コンペティションⅡ奨励賞受賞。
西村大樹×宇山あゆみ
『BUTAI』
出演：西村大樹
仕掛人：諸見里聖
演出・振付・構成：宇山あゆみ
YOZOはハッと気付いた
観られている。
PROFILE:
宇山あゆみ：演出家。カンパニーを持たずその都度ダンサーとタッグを組み作品を創作する。ダンサーとして木佐貫邦子・伊藤千枝子・伊藤直子・近藤良平作品等に出演。個人の活動の他、ダンスの観せ方を模索しながら日本ゆかりのある地でその文化発信とともに踊るプロジェクト【踊る銭湯PJ】の 演出を担当する。https://dancesento.themedia.jp/
西村大樹：SOCIAL WORKEEERZ/アガイガウガ所属。日本の軟骨無形成症患者として初めて保健体育科教員免許（中・高）取得。「出来ない」、「やってはいけない」ではなく「向き合い方」を伝える体育、ダンスにおける身体表現を研究中。14歳でクランプを始めそこから他ジャンルに渡る。また、メディア出演で身体表現の魅力・軟骨無形成症患者が向き合う社会問題を伝えている。先生としてもダンサーとしても100%がモットーで日々爆走中。http://social-workeeerz.com/
浜田亜衣
『クロノスタシス』
振付・出演：浜田亜衣
音楽：榎本秀
時間、空間、音楽と、身体。
PROFILE:
高知県出身。幼少期よりモダンバレエを立石美智子に師事。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。大学在学中より田畑真希、遠田誠、井手茂太、白神ももこ、カンパニーデラシネラ、等の作品に出演。
黒木裕太&垂水紫織
『クモと月』
出演：黒木裕太、垂水紫織
「アメンボと白鳥」Revision作品！
空を見上げて羨む蜘蛛
見上げた先にはお月様
そんな蜘蛛に飛ぶ術はない。
お月様は煌々と煌く。
でも、その本性を見せる事はない。
ー幕が降りてー
舞台上で輝く月は、舞台から降りたらただの娼婦。
そんな月に憧れる蜘蛛もただの人。
見てくれと本質と、真実と虚構と。
混沌とした世界の中で、自分自身が求める先をめざしている。
PROFILE:
黒木裕太 2015年より香瑠鼓に師事、即興集団『ApicupiA』に参加。障害のある方とのWSアシスタント、舞台公演に参加。17年、手話ミュージカル「夏の夜の夢」 (あうるすぽっと)、18年、国際交流基金アジアセンター助成「WHEN THE DIFFERENCES MEET」(インドネシア)にて海外ソロパフォーマンスデビューを果たす。
垂水紫織 幼少期より児玉克洋、宮木百合子に師事。Prudence Bowen Atelier、チューリッヒオペラ座バレエ学校に留学。 ローザンヌ国際バレエコンクール、GENNE国際バレエコンクール、セミファイナリスト。
RAD Advanced II 取得。これまでに堀内充・青木尚哉・名取寛人等の作品に出演。
橋本ロマンス
『イヴ』
構成・演出・振付：橋本ロマンス
出演：山田茉琳・橋本ロマンス
今の時代に感じる、この姿の見えない大きな力は一体なんだろう。
未完成のままにしてにしておきたそうな建設現場。
隠すことと暴くことのタブー。
完成したら、全てが始まりそうな気がするし、終わってしまいそうな気もする。
労働者、アダムとイヴ、夜の高速道路、オリンピック、自然災害、テロ、エデンの園、東京、前夜。
何か大きなものに動かされていく、巻き込まれていく、その感覚を描きたい。
PROFILE:
Roma Hashimoto 1995年生まれ。東京都出身。現代美術製作を経て、多摩美術大学在学時よりアートディレクション、演出、振付、舞台美術デザイン、衣装デザインなど横断的に活動を開始。
2019年 SICF20 PLAY部門（スパイラル）にて自作「トーキョー・ミステリーサークル・クラブバンド」がグランプリを受賞。横浜ダンスコレクション2020 コンペティションII ファイナリスト。
主催・制作：セッションハウス企画室（伊藤孝・鍋島峻介）
プログラムディレクター：伊藤直子
共催：㈱セッションハウス
