セッションハウス・アワード2023 結果発表
セッションハウス・アワード 2023 セッション「未来賞」
G-ray(鈴木亮祐、茂木孝介)
N.motion Dance Project (Choi hyo-bin、Nam hee-kyung)
韓国国際フェスティバル「New Dance for Asia」招聘
APINUN(山村佑理、あずみぴあの)
審査員による審議の結果上記の通りの結果となったことを発表いたします。
今回は 2 月 4 日 14 時回に審査が行われました。6 つの作品は、パフォーマンスの勢いがどれも拮抗していたため「ベスト」賞を決定できる突出した個性のエネルギーに打ちのめされるほどにはいたってはおらず、その結果未来賞を二組に託すかたちとなりました。
より良くしようとした時間の中で各組、様々な困難や、ひきつづきのコロナ禍でのリハーサルの大変さもありこれまで以上の難題に立ち向かってくださった出演者、振付家、チームの勇気を、観客、スタッフも含めました全員から心より讃えさせて下さい。
そしてこの誰にでも与えられるものではない特別な経験を乗り越えて、さらなる深い輝きを放つ勇姿と創作をステージで拝見できますことを祈っております。
ダンス花 2023 選出総評 審査員を代表して 松本大樹
セッションハウス・アワード
審査員 尾本安代、笠井瑞丈、松本大樹
韓国国際フェスティバル「New Dance for Asia in 大邱」招聘
審査員 NDA プロデューサー ユ・ホシク
G-ray(鈴木亮祐、茂木孝介)『Lachryphagy』
APINUN(山村佑理、あづみぴあの)『幻』
N.motion Dance Project(Choi hyo-bin、Nam hee-kyung)『Deeper,Silence』
セッションハウス・アワード2023 ダンス花
若手コンテンポラリーダンス国際交流 開花宣言!韓国からゲストも参加!
若手ダンサーの国際交流の花道として、ダンス花はコロナ禍からの再起動!
韓国からゲスト出演あり、出演組の中から国際ダンスフェスNew Dance for Asia出演のチャンスが!
監修:尾本安代・笠井瑞丈・松本大樹(一般社団法人セッションハウス企画室理事)
【日程】
2023年 2月4日(土)14:00/18 :00
【料金】
観覧チケット 前売 2,800円 当日 3,300円
オンラン視聴券 1,500円
【出演】
坂井美乃里『自由の白鳥』
G-ray(鈴木亮祐、茂木孝介)『Lachryphagy』
伊邪那美(渡邉茜、清永千智、San.)『嬬渦-juka-』
APINUN(山村佑理、あづみぴあの)『幻』
岡田結実、佐藤茉優、大西優里亜『ポッケ』
ゲスト
N.motion Dance Project(Choi hyo-bin、Nam hee-kyung)『Deeper,Silence』
【場所】神楽坂セッションハウス
ご予約方法
セッションハウス
以下の予約フォームよりお申し込みください。
出演者一覧
坂井美乃里
『自由の白鳥』
振付・出演 :坂井美乃里
「自由の白鳥」は「醜い白鳥」の続編。
「醜い白鳥」は、どんな見た目でも楽しい事を心から楽しんでいる時こそが1番美しいのだというメッセージを込めて作りました。「自由の白鳥」はそんな楽しい事を心から楽しむことで見えてくるその先…。何にでもなれる自由。何色にもなれる自由。
あなたのやりたい事はなんですか?
PROFILE:
元宝塚歌劇団雪組男役 鳳華はるな。退団後はH・アール・カオスのダンサーとしてオペラ『トゥーランドット』出演。自身の振付作品、コンテンポラリー、即興表現を中心に活動する他、ミュージカル等の舞台に出演
G-ray(鈴木亮祐、茂木孝介)
『Lachryphagy』
出演: G-ray(鈴木亮祐、茂木孝介)/振付 鈴木亮祐/ドラマトゥルク 高橋くりん
作品名はラテン語のlacrima(涙)とギリシャ語のphagos(食べること)を組み合わせた単語で、『涙食』という現象を表す言葉。
PROFILE:
2019年に鈴木亮祐が主宰となり、主に舞台作品や映像作品を制作するグループとして「G-ray(グレイ)」を結成。
作品制作を通して「灰色(Gray)の中から一筋の光(ray)を見出す」という願いを込めてG-rayとした。
伊邪奈美(渡邉茜、清永千智、San.)
『嬬渦 -juka-』
出演 :伊邪那美(渡邉茜、清永千智、San.)/
振付:岩本大紀(山海塾)
人間にとって最大の敵は、だいたいにおいて自分である。
ルキウス・アンナエウス・セネカ
現代においてこの言葉の"敵"とは何を指すのだろうか。
1945年の8月を迎えた母は自分の中にどのような"敵"を見たのか。
令和2年に疫病の渦に巻き込まれた女児は何を"敵"と認識したのか。
自分の中の"それ"は変わり続ける。
円環して巡る。
イマ自分ノ中ニ在ル"それ"ハナンダ。
PROFILE:
「伊邪那美」山海塾岩本大紀がデザイン・振付を行う女性舞踏カンパニー。女性を特別視し過度に美化するのではなく、動物的存在として性を逸脱した美しさや存在を軸に『女性の地球への帰化』を成すべく活動している。
APINUN(山村佑理、あづみぴあの)
『幻』
PROFILE:
あづみぴあの・山村佑理によるピアノとジャグリングのデュエット。2021年結成以降、定期的に即興ライブセッションを行う。2022年製作『牛』で愛知人形劇センター P新人賞 を受賞。
岡田結実、佐藤茉優、大西優里亜
『ポッケ』
PROFILE:
日本大学芸術学部洋舞コース在学中。好みや得意とするジャンルは違うが、創作する過程での感覚は似ている。コンテンポラリーダンスを通じて繋がった3人が、各々の個性を発揮し初の共作に挑む。
N.motion Dance Project(Choi hyo-bin、Nam hee-kyung)
『Deeper,Silence』
N.motion Dance Project (Choi hyo-bin, Nam hee-kyung) / Choreography Nam hee-kyung
I would like to word that I couldn't say in movements.
動きで、言えないことをいいあらわしたい。
PROFILE:
N.motion Dance Project is an organization that wants to communicate with the audience through 'movement'.Since 2021, we have been doing choreography activities, and "Answer," "HEAD To head," and "Grey Sea" have been staged with stories based on experience. N.motion Dance Projectはムーブメントを通して観客とコミュニケーションをはかる団体。2021年から、振付活動を継続。「Answer」、「HEAD To head」、「Grey Sea」と、経験に基づく物語を上演し続ける。
主催・制作:セッションハウス企画室(伊藤孝・鍋島峻介)
プログラムディレクター:伊藤直子
共催:潟Zッションハウス