ダンスブリッジ2025 空は繋がっている プレスリリース3

ダンスブリッジ2025 空は繋がっている

 

―身体ひとつで語れることが、まだこんなにある―
2025年秋より、 東京 神楽坂セッションハウスにてダンスによる 国際交流プロジェクト『ダンスブリッジ2025 空は繋がっている』が始動しています。
空を見上げるとそこに境界線はなく雲は自由に流れています。 しかしこの空の 下には分断や紛争と、 人々が苦しんでいる世界の現実があります。 「ダンスブリッジ 2025 空は繋がっている」はダンスを通して異なる文化背景を知り、多様な感情や価値観を共有することで、 ”寛容であること”を模索し、 現代社会に おける共生を探求します。

 

2026年1月7日(水)

ダンスブリッジ2025 空は繋がっている

 

【第3弾】日米交流 | 異文化ダンス・記憶の出会い

2026年3月28日 (土) ・29日 ( 日 )

 

米国のダンスカンパニーを招聘。 2025年渡米、 サンディエゴダンスシアターと交流してきたマドモ アゼル・シネマと、子供時代を海外で過ごした近藤良平が共演。記憶と現在を繋ぐダンスの対話が展開。

 

『女は旅である』振付:伊藤直子(マドモアゼル・シネマ)

 

『僕のヒーロー』振付・出演:近藤良平

 

『Resilient Skies II』振付:マシュー・アームストロング、テリー・ウィルソン (サンディエゴ ダンスシアター)

 

2025年7月にはマドモアゼル・シネマがアメリカ・サンディエゴ公演を実施。「移民」をテーマとした作品『A Woman’s Journey』は、現地の観客の心に深く響き、大きな共感を呼びました。

 

マドモアゼル・シネマ 『女は旅である』

振付:伊藤直子
出演:竹之下たまみ、蓮子奈津美、秋元麻友子、須川萌、工藤えは、大堂智子
衣装:原田松野 美術:くに若尾

 

サンディエゴの陽光には、時を越えて心を解き放つ力があった。
ちょうど100年前、祖母が立っていたアメリカの地を初めて踏んだとき、身体を風が抜けていくような感覚とともに、「祖母は苦労だけではない時間を生きていたのだ」と実感が芽生えた。
海と空の鮮烈な青さは、遠い異国で祖母に希望をもたらしたに違いない──そう確信できた旅だった。
調査の中で、祖父母がロサンゼルスのリトルトーキョーで「湯屋と床屋」を営んでいたことも分かった。
100年前のアメリカが立ち上がるように蘇る旅路は、過去の女性たちが抱いた希望を、いまの時代へと手渡す行為でもあった。
その体験をもとに『女は旅である』は、衣装を変え、時代を変え、希望の物語としてリメイクされる。過去を生きた一人の女性と、いまを生きる私たちの物語が響き合い、現代に新たな光を届ける作品として生まれ変わる。

 

マドモアゼル・シネマ
|女性達の記憶を紡ぐ“体語り”

マドモアゼル・シネマは、ひとり一人の記憶や体験をたたえた身体を表現体とする、”体語り=ダンス”を創作する集団です。1993年、東京・神楽坂のセッションハウスのレジデンスカンパニーとして発足。
以後、“旅するダンス”をコンセプトに、国内外で作品を届け続けています。フランス、ドイツ、ブルガリア、オーストリア、ルーマニア、ポーランド、ポルトガル、韓国、シンガポール、メキシコ、エチオピア、アメリカなど、世界各地で公演を行い、その重心の低い躍動的な動きは、喜怒哀楽を紡ぐ物語性と共に、現代に息づく身体、独自性として高く評価されています。
・2008年『不思議な場所』で第63回文化庁芸術祭新人賞受賞
・2011年ポーランド・グリフィノ国際演劇祭で観客賞を受賞
・世界三大演劇祭であるシビウ国際演劇祭(2008)からの招聘、アヴィニョン演劇祭(2013)にも参加
また振付の伊藤直子は、セッションハウスのダンス部門プロデューサーとしても年間40企画以上を実施。若手支援から国際交流まで幅広く携わり、コンテンポラリーダンスの普及と活性化に尽力しています。

 

マドモアゼル・シネマ

 

近藤良平『僕のヒーロー』

 

南米にいた頃、ぼくのヒーローは、マリオケンペス。
サッカーの夢ばかりを見ていた。
その後、ヒーローはふと現れては隠れ、やがてどこかへ消えていく。
ヒーローは、どこへ行ったんだ。
静かに悶えながら問う。 
そう、そうだったんだ! 血が突然からだ中で逆流する。
ここにいたのか!
僕のヒーロー。

 

近藤良平

ペルー、チリ、アルゼンチン育ち。1996年にダンスカンパニー「コンドルズ」を設立し、国内外で公演活動を展開。TVCM、音楽劇、舞台など多方面で振付を担当し、NHK教育「からだであそぼ」では振付・出演を務める。2003年舞踊批評家協会新人賞、2004年朝日舞台芸術賞寺山修司賞受賞。全国でワークショップを開催。多摩美術大学教授。2022年4月より彩の国さいたま芸術劇場芸術監督。2025年紫綬褒章受章
コンドルズ公式サイトhttps://www.condors.jp/

 

近藤良平

 

サンディエゴダンスシアター 『R e s i l i e n t S k i e s I I 』

 

振付: マシュー・アームストロング、テリー・ウィルソン

 

Bridging Waters
This evening-length dance delves into our relationship with water, tracing its role as a source of life while confronting the troubling reality of humanity’s exploitation of this vital resource.
Water is the quiet heartbeat of the Earth. It moves without force, yet nothing can resist it. It heals,cleanses, and renews, mirroring the rhythm of life?sometimes calm, sometimes fierce, always necessary.
From the first stirrings of life in ancient seas to the pulse in our veins today, water remains a sacred thread, binding all living things in a shared, flowing existence.

 

水をつなぐ
この長編ダンス作品は、水との関係性を深く掘り下げ、生命の源としての水の役割をたどりながら、人類によるこのかけがえのない資源の乱用という憂慮すべき現実にも向き合います。
水は地球の静かな鼓動です。力なく流れるように見えますが、何ものもその流れに逆らうことはできません。水は癒し、清め、再生させ、生命のリズムを映し出します。時には穏やかに、時には激しく、常に必要不可欠な存在です。
古代の海に生命が芽生えた最初の瞬間から、私たちの血管を流れる血液の鼓動に至るまで、水は聖なる糸として、すべての生命体を共有する流動的な存在へと結びつけています。

 

Lauren Christie(ローレン・クリスティ)
Giovanna Francisco(ジョバンナ・フランシスコ)
Cecily Holcombe(セシリー・ホルコム)
Lauren Lee(ローレン・リー)
Luci Salinas(ルーシー・サリナス)
Operations and Development Director/ Co-choreographer: Matthew Armstrong(運営・事業開発ディレクター/共同振付:マシュー・アームストロング)
Executive Artistic Director/Co-choreographer: Terry Wilson(芸術監督/共同振付:テリー・ウィルソン)

 

サンディエゴ・ダンス・シアター

 

サンディエゴ・ダンス・シアター( S D D T )

1972年にジョージ・ウィリスによって設立された非営利の芸術団体です。50年以上にわたり、地域において高い評価と信頼を築いてきました。革新的な舞台作品、教育プログラム、そして文化交流の取り組みで知られています。
芸術監督テリー・ウィルソンのもと、地域社会とのつながりをさらに深めながら、地元のみならず国内外へと活動の幅を広げています。
SDDTのプロフェッショナル・カンパニーは、5 名のコアダンサーで構成されており、舞台に立つだけでなく、教育者・振付家としても地域社会に貢献しています。毎年2 回のレパートリー公演を行い、質の高いプロフェッショナルなダンスを披露する
とともに、ワークショップや教育プログラムを通して、幼児から高齢者まで幅広い世代がダンスに親しむ機会を提供しています。
公演、指導、アウトリーチ活動を通じて、サンディエゴ・ダンス・シアターは「地域に生きたダンスを届ける」というミッションのもと、継続的に活動を続けています。

 

テリー・ウィルソン

テリー・ウィルソン

テリー・ウィルソンは、3 2 年以上にわたり、ダンサー、振付家、教育者として活動してきました。サンディエゴ州立大学にてジャン・アイザックスに師事し、1986年より「T h r e e ’ s C o m p a n y a n d D a n c e r s 」のメンバーとして活動を開始しました。
その後、「I s a a c s / M c C a l e b a n d D a n c e r s 」で8 年間にわたり出演を重ね、ミシガン大学でダンスの修士号( M FA ) を取得するために一時サンディエゴを離れました。
学業面でも教育を重視し、サンディエゴ州立大学( S D S U ) にて心理学の学士号( B S ) を取得、ミシガン大学では全額奨学金を受けてダンスの修士号( M FA ) を修了しています。現在は、サンディエゴ・シティ・カレッジの教授およびカリフォルニア大学サンディエゴ校( U C S D ) の非常勤講師を務めています。サンディエゴのダンス・コミュニティへの深い関与を大切にし、誰もが踊り、身体表現を楽しめる機会をさらに広げていくことを目指しています。
ジャン・アイザックスとともに子ども向けプログラム「M o v i n g S t o r i e s 」を立ち上げ、カンパニー・レパートリーのリハーサル・ディレクターを務めるとともに、サンディエゴ・ダンス・シアターの理事会メンバーとしても活動しました。さらに、約1 年半にわたりアソシエイト・アーティスティック・ディレクターとしてジャン・アイザックスと協働したことを誇りに思っています。芸術監督として、テリーはダンスの創作、トレーニング、そして公演のあり方において、革新的で刺激的なアプローチを次のシーズンへと取り入れていくことに大きな期待を寄せています。

 

 

 

 

マシュー・アームストロング

マシュー・アームストロング

マシュー・アームストロングは、サンディエゴ/ ティフアナ地域を拠点に活動する振付家、ダンサー、指導者です。彼の振付作品は、メキシコ、アメリカ、ブラジル各地で上演されてきました。現在、サンディエゴ・ダンス・シアターおよびマラショック・ダンスのカンパニー・アーティストと
して活動しています。また本年は、L I T VA K d a n c e のゲスト・アーティストとして招かれました。
2011年よりルクス・ボレアル・ダンス・カンパニーのメンバーとして活動し、同カンパニーとともにヨーロッパ、北米、南米を巡るツアーを行っています。2 0 2 1 年には、ティフアナ/ サンディエゴ地域の芸術コミュニティに向けた新たなスタジオ兼、独立系の実験的プラットフォーム
「C o n n e c t A r t e M u l t i d i s c i p l i n a r y S p a c e 」を共同設立し、共同ディレクターを務めています。
2 0 1 6 年よりサンディエゴ州立大学音楽・舞踊学部にてモダンダンス技法の教授を務めています。また現在は、メキシコ・ティフアナにあるバハ・カリフォルニア州舞踊・舞台芸術センターにて、コンテンポラリー、パートナリング、コンタクト・インプロヴィゼーション、ダンスメイキング、バレエの指導を行っています。

 

 

 

 

【第3弾】日米交流|異文化ダンス・記憶の出会い 
公演概要
日程:2026年3月28日(土)19:00/3月29日(日)13:00・17:00
会場:神楽坂セッションハウス(東京・神楽坂)
料金(税込):一般前売3,500円/学生3,000円/小中学生2,000円/当日券4,000円
通し券(3企画公演セット):9,000円

 

コロナ後初の海外作品を観客に体験して貰うために以下の施策を行います。

 

対話セッション
公演後に振付家やダンサーと直接対話できる機会を設け、作品への理解を深めてもらい、共感の場を今後に繋ぎます。

 

SNSでの広報
X、Instagram、Facebook等を活用し、公演の裏側やリハーサル風景を紹介し、ダンサーや作品に対する親近感を高めます。

 

オンライン配信 
公演のライブ配信や、アーカイブ映像の配信で、地理的に遠い場所からでも観劇できる機会を増やします。

 

スタッフ
照明:石関美穂/音響:上田道崇/舞台監督:鍋島峻介/美術:くに若尾
衣裳:原田松野/記録映像・配信:原綾香・鍋島峻介/記録写真:伊藤孝
宣伝デザイン:石関美穂/宣伝映像:秋元麻友子/制作:伊藤孝・鈴木加奈子

 

主催:一般社団法人セッションハウス企画室
助成:日本芸術文化振興基金芸術文化振興基金

 

お問い合わせ・取材申込
セッションハウス
〒162-0805 東京都新宿区矢来町158
Web: https://session-house.net
Mail: info@session-house.netTEL: 03-3266-0461(担当:伊藤/鈴木)
ご掲載・ご取材をご検討いただけますと幸いです。文化の交差点・神楽坂から、世界と“繋がる”ダンスの風をお届けします。

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