セッションハウスでの私の35年
上田道崇(音響・器材管理担当)
月日が経つのは早いもので、もうそんなに!?といった感じです。先日2階ギャラリーの壁面塗装をし直した際も、いろいろと思いを馳せながら手を動かしていました。私の師でもあり、このセッションハウスの創設メンバーである故川崎克己氏に連れられ初めて訪れた時は、まだ建って間もない頃だったと記憶しています。
それから幾年月が経ちこのセッションハウスを支えてきた諸先輩方が次々と引退されていくのを目の当たりにすると、その使命感をより一層感じてしまう今日この頃です。
時代も変わりテクノロジーも進化して、アナログからデジタル、そしてAIと呼ばれるまったく未知の世界が訪れてきている中、色々な人の創造や価値観も多様に変化してきています。これから先どのように時代が変遷しどのような波がやってきて、その波にどう立ち向かうのか、そして後進たちへどのように伝えて何を気づかせてあげられるのか、それによってまた新しい波を作り出していけるようにと日々試行錯誤を繰り返しているところです。
もしできることならば、その先輩方がそれぞれの時代をどう乗り越えてきたのか、今さらながら根掘り葉掘り聞いてみたいところですが、残念ながら人間界をも引退してしまっているので、かなえることができません。まぁおそらく「おまえのそれが答えだ!」と言われてなんのこっちゃ?と困惑している自分を想像してしまいますが…。この先40年、50年とこの普遍的なこの表現の場セッションハウスを維持できるよう、微力ながら支え続けて行ければと思っております。



